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◆ニキビ治療◆
<ニキビは治療可能な疾患です。>

にきびって、何ですか?
ニキビとは、皮脂腺の炎症です。通常、皮脂腺から分泌された皮脂は、毛穴から排出されるのですが、 何らかの原因で角質が増殖したりすると皮脂が排出しきれずに毛穴が詰まってしまいます。 詰まった皮脂が酸化され、アクネ菌が繁殖し、さらに炎症が悪化した状態がニキビです。 アクネ菌(ニキビの原因菌)は皮脂を栄養にして増殖し、ポルフィリンという物質を排出します。 ポルフィリンに紫外線が当たると活性酸素が発生します。 活性酸素は炎症を悪化させるだけでなく、メラニン色素の生成をうながしシミの原因にもなります。 ニキビの場合、炎症が治まっても「ニキビ跡(ニキビ痕)」や色素沈着を起こすため厄介です。

ニキビと吹き出物は違うのですか?
思春期にできるニキビ、いわゆる「大人ニキビ」や吹き出物というのは、すべて皮脂腺の炎症ですから、同じものと考えられます。治療法も基本的には変わりません。 思春期にニキビができやすいのは、ホルモンの関係で皮脂腺の活動が活発になるためと、角質が厚くなり毛穴がつまりやすくなってしまうためです。

にきび治療にはどんなものがありますか?
内服薬、注射薬、外用薬を組み合わせて治療します。流れとしては、まず内服薬を使ってニキビのできにくい体質に変えていきます。 新しいニキビができにくくなってくれば、たいていの場合ニキビ痕も時間とともに自然に消失していきます。ただし、炎症がひどい場合やニキビ痕を早くキレイにしたい場合には、塗り薬や注射療法を追加します。

治るまでにどのくらいかかりますか?
炎症の程度にもよりますが、平均2ヶ月ほどで新しいニキビ(赤いにきび)は消えます。平均の費用は2ヶ月合計で9000円ほどです。

にきびにピルが効く、って本当ですか?
非常に効きます。当院には、「皮膚科に数ヶ月通ったけれど、まったく改善しなかった。」という方が数多く受診なさいます。 そのような場合でも、低用量ピルを飲むだけで、ほとんどの方はニキビが治ります。
月経前に肌が荒れる、という方には特に効果が高いです。

自分でできるニキビケアって、ありますか?
ニキビの悪化原因にはさまざまなものがありますが、主なものとして1)乾燥、2)ストレス、3)紫外線、4)タバコなどが挙げられます。
1)乾燥
皮膚にはセンサーがあり、皮膚表面の状態をモニターしています。 「乾燥している」と肌が判断すると、より一層皮脂分泌が促されます。
2)ストレス
ストレスを感じると、男性ホルモンの分泌が増えます。刺激された皮脂腺は皮脂の分泌を増やします。
3)紫外線
上述したように、ニキビは紫外線で悪化します。日焼け止め、日傘で紫外線防御を心がけてください。
4)タバコ
タバコはビタミンCを大量に消費してしまいます。タバコを一箱吸うと、体内のビタミンCの3分の1が失われてしまいます。また、タバコに含まれるニコチンは末梢血管を収縮させます。ヒフは栄養不足、酸素不足になり、顔色が悪く見えてしまう、と言う欠点もあります。

ビタミンCローションってなんですか?
ビタミンCの主な働きは、抗酸化作用によって活性酸素を抑え、炎症を鎮静化させます。コラーゲンの増殖を促し、にきび痕のくぼみを埋めます。メラニン色素の生成を抑制し、にきび痕の色素沈着やシミを改善します。紫外線からの防御作用があります。

実は最大の問題は吸収率です。いくら素晴らしい効果があっても、お肌に吸収されなければ意味がありません。残念ながら、一般に化粧品として販売されているビタミンCは、ほとんどお肌に吸収されません。ビタミンCは水溶性のため、皮膚のバリアを通過できません。
では、どうしたらよいのでしょうか?角質層を通り抜けてお肌の内側に吸収させるには、誘導型ビタミンCを用いなければなりません。「ビタミンCローション」はビタミンCをリン酸と結合させた、お肌に吸収されるタイプのビタミンCです。これは医薬品にあたりますのでクリニックでのみ入手可能です。


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