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よくある質問

ニキビを治すにはどんな洗顔料がおすすめですか?

まず最初に、何故ニキビができるのかを解説したこちらのページをご覧ください。

このページを読んで頂ければ、なぜケイレディースクリニック新宿ではドクターズコスメを扱っていないかが理解できると思います。

結論から述べると、洗顔によってニキビは改善しません。上記のページの内容を理解できれば明らかだと思います。ニキビの本質は皮脂腺の炎症です。皮脂量が多ければ炎症は悪化しやすいです。皮脂量が減れば炎症はおさまります。皮脂量がゼロであれば、ニキビはできないです。幼児にはニキビができません。皮脂腺が不活発だからです。老人にもニキビはできません。皮脂腺が不活発だからです。ここでいう皮脂量というのは皮膚の内側の皮脂量です。皮脂腺から分泌された皮膚表面の皮脂は、炎症に何ら影響を与えないことは明白です。“毛穴汚れを落とす”などと謳う洗顔料の宣伝を見たことがあるかもしれませんが、あれは「毛穴の入り口の汚れを落とす」という意味です。どんな手段を使っても、皮脂腺の内部まで洗う事は不可能です。従って「ニキビは洗顔で治る」という意見は、ニキビの本質を全く捉えていない的外れな意見だと言えます。(百歩譲って皮脂腺が洗浄可能だとしても、皮脂は24時間分泌されます。)

ニキビにお困りの女子中学生、女子高校生は世の中にたくさんいます。みなさん決まって「今までニキビは一切できなかったのに、急に出てきた」とおっしゃいます。もちろん、洗顔や入浴の頻度、生活習慣など何も変わっていません。もし洗顔によってニキビが改善もしくは予防できるのであれば、これはおかしいですね。もしニキビが何らかの「汚れ」によって引き起こされるのであれば、工事現場や建設現場、屋外で働く人達の方がニキビが多く、自宅や学校など屋内で1日の大半を過ごす学生にはほとんどニキビができないはずです。しかし、現実はそうではありません。ご存知のように、小学校低学年ではニキビはみられません。数年経ち、思春期になるとニキビは珍しくなくなります。一体、何がそんなに変わるのでしょうか?そうです。ホルモンです。思春期には性ホルモンが活発になります。性ホルモンは皮脂腺を刺激し、皮脂量が激増します。これがニキビの主な原因です。

「ニキビには洗顔が必要」確かによく聞きますね。私も高校生の頃はそれを信じて一生懸命洗顔していました。今思えば時間とお金の無駄遣いでした。性ホルモンが活発になり、皮脂が増える。それに伴って皮脂腺の炎症が起こる。この正解を知っていれば、ニキビは洗顔で改善しない理由が理解できるはずです。
「洗顔の後には保湿をしっかりしましょう」私も高校生の頃は洗顔後、こまめに保湿していました。しかし全く改善しませんでした。洗顔料には界面活性剤が含まれています。当然、皮脂が根こそぎ落とされます。その後に何もしなければ、乾燥し、つっぱった感じがするので保湿剤か何かを塗りたくなります。一体何のために?洗顔後に保湿剤が必要になるくらいならば、最初から界面活性剤を使わなければ良いのではないでしょうか?逆に言うと、保湿剤が必要になるほど、皮脂を落とさなければいけない理由はどこにあるのでしょうか?

勘違いしないでください。入浴や洗顔に反対しているわけでは無いです。肌を清潔に保つことはいいことです。どのように洗顔するのが良いのか、を考えるべきです。顔の皮膚というのは人体の中でも特別に薄い場所です。その薄い皮膚を洗うのに、わざわざ洗顔料(=界面活性剤)を使用する必要はありません、という事です。メイクをした場合にはメイク落としが必要ですが、それはまた別の話です。メイクしていないのであれば、ぬるま湯だけで汚れを落とす(=清潔に保つ)ことが可能です。寝起きの洗顔に洗顔料を使用する必然性はありません。自宅で数時間過ごした程度で、洗顔料が必要なほどの汚れが付くことはありえないです。皮膚を清潔に保つには洗顔料が必要、というのは単なる勘違いです。

「洗顔料をやめただけで、肌荒れが治った」こういう方は、たくさんいらっしゃいます。