京都でアフターピルを処方できるクリニックを紹介！選ぶ際のポイントや注意点を解説

「京都でアフターピルが処方できる病院はどこ？」
「今すぐアフターピルを処方したい」

京都付近で、今すぐアフターピルが必要な方も多いのではないでしょうか。

アフターピルは、取り扱う種類や料金がクリニックにより異なります。そのため、納得できるクリニックで処方してもらうことが重要です。

本記事では、京都でアフターピルを処方できるおすすめのクリニックを解説します。

また、クリニックの選び方や来院不要のオンラインクリニックについても紹介します。

京都近郊でアフターピルを処方したい方は、参考にしてください。

アフターピル（緊急避妊薬）とは？

ここでは、アフターピル（緊急避妊薬）の特徴と避妊率を解説します。

服用するタイミングにより避妊率が異なるため、参考にしてください。

アフターピルの特徴

アフターピル（緊急避妊薬）とは避妊に失敗した、または避妊せずにおこなった性行為後に用いる避妊薬です。

アフターピルの主成分である黄体ホルモンの働きにより、排卵を遅らせたり抑制したりする効果があります。また、排卵後に内服すると受精卵が子宮内膜への着床を防ぎ、妊娠を回避できます。

ただし、アフターピルはあくまで緊急用です。普段の避妊法には向かないため、注意する必要があります。

アフターピルの避妊率

アフターピルの避妊率は服用時期が早いほど高く、時間が経つにつれて避妊効果は低くなります。

例えば、日本で一般的に処方されるレボノルゲストレルの避妊率は性行為後24時間以内の服用で95％、48時間以内の服用で85％です。

アフターピルの種類により避妊率は異なりますが、避妊に失敗した性行為から72時間以内の服用が推奨されています。

高い避妊効果を得るためにも、できるだけ早い服用が大切です。

 あわせて読みたい：アフターピルの避妊確率は？ノルレボ・ヤッペ・エラの成功率を種類別に紹介

アフターピルの副作用と対処法

アフターピルは個人によって症状は大きく変わるものの、副作用が起こるリスクがあります。

一体どのような副作用が起こるのか、副作用が起こった場合の対処法について正しい知識を身につけましょう。

アフターピルの副作用

アフターピルは主に次に挙げる副作用が起こる可能性があります。

• 腹痛
• 頭痛
• 少量の出血
• 嘔吐

そのほかにも人によっては強い眠気が襲う可能性があるため、服用後はしばらく体調に変化がないか気を付けてください。

副作用が現れた場合の対処法

副作用の対処法としては、頭痛薬や解熱剤、胃腸薬を併用する方法があります。

アフターピルの処方の際に副作用が不安な方は相談することで、これらの薬も一緒に処方してもらえます。

また、アフターピルを服用後に強い眠気に襲われた場合は、少量のカフェインを摂取することもよいとされています。

ただし、服用後に酷い鮮血が続く場合や、強い腹痛があった場合は、すぐにクリニックに相談しましょう。

京都でアフターピルを処方するクリニックを選ぶポイント

ここからは、京都でアフターピルを処方するクリニックの選び方を解説します。

クリニックを選ぶポイントは下記の4つです。

• 取り扱うアフターピルの種類
• 診察料・アフターピルの料金
• 通いやすさ
• アフターフォローの充実度

アフターピルはクリニックにより種類や料金などが異なるため、自身にあったクリニックを見つけることが大切です。

取り扱うアフターピルの種類

取り扱うアフターピルが多いと、自身に適した薬が見つかります。日本で処方されるアフターピルは、大きくわけて3種類です。

1. ノルレボ錠（レボノルゲストレル錠）
2. プラノバール錠
3. エラ

ノルレボ錠の服用は性行為後48時間以内を推奨とする一方、エラは120時間以内でも高い妊娠阻止率が期待できます。

また、ノルレボ錠とエラは1回の服用、プラノバール錠は2回と服用方法にも違いがあります。

事前に自身のニーズを明確にしたうえで、処方してほしいアフターピルの種類があるクリニックを選ぶことが大切です。

診察料・アフターピルの料金

公式サイトにて具体的に必要な料金がわからないと、想定外の出費となる可能性があります。

アフターピルは保険適用外のため1回分で1万円前後と高額です。診察料の料金もクリニックにより異なるため、あらかじめ調べておくと余裕をもって料金を準備できます。

クリニック選びの時点で診察料とアフターピルの料金がわかると、できる限り支払いを抑えられます。

アフターピル受け取りまでの時間

アフターピルは服用時間が早けれが早いほど有効で、時間の経過とともに低下します。

たとえば、レボノルゲストレル法の場合だと性行為後24時間以内の服用で95％、48時間以内の服用で85％です。より高い効果を得るためにも、できるだけ早く服用する必要があります。

クリニックの場所や形態により受け取りまでの時間は変わるため、すぐにアフターピルが受け取れるクリニックがおすすめです。

通いやすさ

来院したクリニックに受診履歴が残ると、今後アフターピルを利用する機会があったときでもスムーズに処方できます。

また、アフターピルは副作用の少ない医薬品です。しかし、万が一服用後に体に異変が出たらすぐに通えるクリニックだと安心感が得られます。

できる限りアクセスがよく、通いやすいクリニックを選ぶことがおすすめです。

アフターフォローの充実度

アフターピルの副作用で何か症状がでた場合、サポート体制が整ったクリニックだと安心できます。

重症化のリスクは少ないといわれていますが、アフターピルは頭痛や吐き気などの副作用が現れる可能性があります。

服用後、体調に異変が生じると不安になる場合があるでしょう。とくに、はじめてアフターピルを利用するときには、副作用に対して敏感になる方もいるかもしれません。

クリニックのなかには、電話やLINEでいつでも相談できるサービスを提供しているところがあります。万が一に備えて、アフターフォロー制度の確認がおすすめです。

京都でアフターピルを購入できるクリニック・産婦人科10選

京都にはさまざまな産婦人科があり、どのクリニックで受診するか迷う方も多いのではないでしょうか。

ここでは、京都でアフターピルを購入できるクリニックと産婦人科を10院紹介します。

自身にあったクリニック、産婦人科を見つけるときの参考にしてください。

まりこクリニック

まりこクリニックは、京都駅前と桂川洛西口の2院で営業しているクリニックです。

女性専用のクリニックのため、医師も含めてすべて女性スタッフが対応します。はじめての方でも安心して相談できます。

まりこクリニックで取り扱うアフターピルの種類と1回あたりの料金は次のとおりです。

・プラノバール（ヤッペ法）：4,980円（税込）
・レボノルゲストレル：8,000円（税込）
・エラ：8,000円（税込）

京都駅前はJR「京都駅」から徒歩2分、桂川洛西口は阪急「洛西口駅」から徒歩7分と通いやすいところが魅力の一つです。

松本クリニック

松本クリニックは、京都市下京区にある産婦人科です。妊娠から出産はもちろん、不妊治療を経験した幅広い知見を活かして、女性の悩みをなんでも相談できる医院として人気があります。

アフターピルは診察室にて最終月経などの問診後、その場で服用できます。

副作用で起こりやすい吐き気対策に、むかつき止めの胃薬を処方してもらえるため安心です。

アフターピル：8,800円（税込）＋むかつき止めの胃薬1錠

アクセスは阪急京都線「烏丸駅」から徒歩15分、地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩10分です。

ようこ女性のクリニック

ようこ女性のクリニックは、京都市東山区にある婦人科です。女性の院長が経営し、京都女子大学が近いことから若い女性に人気があります。

生理不順や生理痛、避妊などの悩み相談に実績があり、気軽に女性特有の悩みを相談できます。

ようこ女性のクリニックで取り扱うアフターピルの種類と1回あたりの料金は次のとおりです。

・ノルレボ：12,100円（税込）
・レボノルゲストレル：11,000円（税込）
・プラノバール（ヤッペ法）：5,500円（税込）

アクセスは京阪本線「清水五条駅」から徒歩15分です。

島岡医院

島岡医院は京都市南区にある婦人科です。島岡医院の特徴は、24時間いつでもアフターピルの処方を受けられるところです。診察時間外でも受診できるため早朝や夜中でも相談できます。

アフターピルは性行為後なるべく早く服用する必要があります。診療時間外だと不安なまま過ごすことしかできませんが、24時間対応している島岡医院なら安心です。

大まかな料金は下記にまとめています。

・診療時間内の処方：11,000円（税込）
・診療時間外の処方：15,000円（税込）

通常、婦人科の診療時間は9：30〜12：30、17：00〜19：00です。

アクセスは、JR「西大路駅」から徒歩5分またはJR「京都駅」から徒歩10分と、通いやすいところに位置しています。緊急時にアフターピルが必要な場合に、相談しやすい医院です。

四条烏丸レディースクリニック

四条烏丸レディースクリニックは京都市中京区にあるクリニックです。女性医師と女性スタッフのみのクリニックで、女性特有に悩みや不調に寄り添い、一緒に解決を目指します。

四条烏丸レディースクリニックで取り扱うアフターピルの種類と、1回あたりの料金は次のとおりです。

・プラノバール（ヤッペ法）：4,000円（税込）
・ノルレボ：11,000円（税込）
・レボノルゲストレル：8,800円（税込）

アクセスは阪急「烏丸駅」または地下鉄「四条駅」から徒歩2分です。

石原クリニック

石原クリニックは京都市伏見区にあるクリニックです。「アフターピル専門外来」が設けられ、アフターピルに関する高い専門知識をもつ医師とスタッフが在籍しています。

予約不要で20時まで受診できるため、緊急時に相談しやすいクリニックです。

石原クリニックではレボノルゲストレルのみ取り扱いがあります。

・レボノルゲストレル：10,000円（税込）

アクセスは近鉄「丹波橋駅」から徒歩5分です。

江川クリニック

江川クリニックは、京都市東山区にある婦人科です。院長が「日本女性医学学会 女性ヘルスケア専門医」であり、確かな知識と経験があることから信頼できるクリニックです。女性の悩みに向き合い、一人一人に対してオーダーメイドのケアを期待できます。

江川クリニックで取り扱うアフターピルの種類と1回あたりの料金は次のとおりです。

・ノルレボ：11,000円（税込）
・プラノバール（ヤッペ法）：4,400円（税込）

アクセスは、地下鉄「三条京阪駅」から徒歩1分京阪本線「三条駅」から徒歩1分です。

小石医院

小石医院は京都市中京区にある婦人科です。婦人科担当の女性医師が問診からアフターピルの処方まで対応します。

また、アフターピルのほかに各種低用量ピルが用意されているため、必要に応じて相談できます。

小石医院ではレボノルゲストレルのみの取り扱いです。

・レボノルゲストレル：9,360円（税込）

アクセスは、地下鉄烏丸線「丸太町駅」から徒歩5分です。

いとう女性クリニック

いとう女性クリニックは、京都市中京区にあるクリニックです。土日でも通常診療がおこなわれているところが特徴的です。平日に受診できない働く女性や学生や、土日にアフターピルが必要になった場合でも相談できます。

いとう女性クリニックで取り扱うアフターピルの種類はレボノルゲストレルのみです。

・レボノルゲストレル：10,000円（税込）

アクセスは、地下鉄「烏丸御池駅」から徒歩5分、阪急「烏丸駅」から徒歩10分です。

志馬クリニック

志馬クリニックは京都市下京区に2院営業しています。一人一人に丁寧な診療提供することをコンセプトとした女性専用のクリニックです。そのため、女性特有の悩みを相談できる体制が整えられています。

アフターピル以外にも、ピル専門外来や子宮内避妊システム（IUS）など、女性のヘルスケアに関する分野に精通しています。

ただし、アフターピルの料金は公式サイトにて記載がありません。受診前に直接クリニックへ確認しておくほうが安心できます。

アクセスは、志馬クリニック京都は「京都駅」から徒歩1分、志馬クリニック四条烏丸は阪急「烏丸駅」または地下鉄「四条駅」から徒歩1分です。どちらも駅から近く、通いやすいところがメリットです。

京都でアフターピルの処方におすすめのオンラインクリニック3選

ここでは、京都でアフターピルの処方におすすめのオンラインクリニックを3つ紹介します。

オンライン診療は時間が取れない方や、プライバシーに不安を感じて直接クリニックへ出向けない方におすすめの方法です。自宅にいながら受診できるため、うまく活用してください。

あしたのクリニック

あしたのクリニックは24時間受付しているオンラインクリニックです。予約不要のため気軽に受診できます。

診察はLINE上でおこない、最短10分という早さでアフターピルを処方してもらえるところが特徴的です。

東京23区内に限り、診察完了後から原則3時間以内の配送が可能なエクスプレス便を提供しています。急ぎでアフターピルが欲しい方にはうれしいサービスです。

現在、診察料無料のため不安なことがあれば医師へ相談してください。

エミシアクリニック

エミシアクリニックは、アフターピル処方業界大手のオンラインクリニックです。

公式LINE登録者は14万人を超えており、LINE上で無料相談が受けられます。まずはアフターピルが必要か相談したい方におすすめのオンラインクリニックです。

24時間診療受付をしており当日発送も可能なため、緊急でアフターピルが必要になった方は一度相談してみることがおすすめです。

ソクピル

ソクピルは24時間受付しているオンラインクリニックです。オンライン診療の専門家と緊急避妊薬処方の専門家の医師のみが在籍しているため、初めての方でも安心して利用できます。

診察はLINEでおこないますが、急いでいる場合には電話でも対応してもらえます。

予約不要、最短5分のスピード診察でアフターピルの処方が可能のため、緊急時におすすめのクリニックです。

不安な方は、まず無料相談を利用してみてください。

アフターピルを早く手に入れる方法

アフターピルを早く手に入れる方法と注意点は下記の3つです。

• 産婦人科・病院を受診する
• オンライン診療を受ける
• 個人輸入は利用しない

それぞれ詳しく解説します。

産婦人科・病院を受診する

アフターピルを早く入手する方法は、産婦人科やクリニックで処方してもらうことです。

直接来院すると、その日のうちに問診からアフターピルの処方が可能です。そもそも、アフターピルは医薬品のため医師の診察がないと処方されません。

病院を受診して医師からアフターピルの説明を受けることが、早く安心して服用できる方法です。

早くアフターピルを入手したいのであれば、近くにある産婦人科や病院への受診がおすすめです。

オンライン診療を受ける

来院が困難な場合は、オンラインクリニックへの受診がおすすめです。オンライン診療なら実際に病院へ行くことなく診察でき、アフターピルの処方が可能です。

近くにアフターピルを取り扱う病院がない、時間的に来院できない方はオンライン診療のほうが早くアフターピルを入手できるでしょう。

オンライン診療後、アフターピルは自宅へ配送されます。基本的には当日発送の翌日着です。ただし、診療を受ける時間や住んでいる地域の関係上、当日の到着が可能なクリニックもあります。

オンラインクリニックへの受診を検討している方は配送までの時間を確認し、なるべく早くアフターピルを入手してください。

個人輸入は利用しない

アフターピルを早く入手するために、個人輸入を利用するのはおすすめできません。個人輸入できる海外品のアフターピルは偽物だったり、配送時間がかかったりとリスクをともないます。また、重い副作用や体調に異変が生じる場合もあります。

安く購入したい、手っ取り早くアフターピルを購入したい場合でも個人輸入の利用は避けたほうが無難です。

安全に服用するためにもオンラインクリニックや婦人科での受診がおすすめです。

アフターピルに関するよくある質問

アフターピルに関して、よくある質問をまとめました。

• アフターピルの服用は何歳からできる？
• アフターピルの処方には保険が適用される？
• アフターピルを服用したら生理はどうなる？
• アフターピル服用による副作用はある？

あらかじめ不安点を解決しておくと、納得してクリニックへの受診ができます。

アフターピルの服用は何歳からできる？

アフターピルの服用に年齢制限はないため、何歳でも服用できます。

ただし、クリニックのなかには「18歳未満は不可」と年齢制限を設定しているところがあります。未成年の方は事前に確認をして来院してください。

アフターピルの処方には保険が適用される？

アフターピルは自由診療のため保険適用外です。アフターピルに限らず低用量ピルも保険は適用されていません。

あくまで避妊を目的にしており、病気の治療ではないからです。そのため全額実費で支払います。

料金は、アフターピルの種類やクリニックにより異なるため、事前にいくらかかるか調べておくことが必要です。

アフターピルを服用したら生理はどうなる？

アフターピルを服用したら、早ければ3日、遅くても3週間以内には生理がくるでしょう。

アフターピルは排卵を強制的に遅らせることで、精子との受精を阻害し避妊します。そのため、排卵が止められた子宮内では、妊娠に必要な子宮内膜が不要と判断されて排出されます。

これがアフターピルの引き起こす消退出血です。厳密には生理と区別されますが、消退出血があれば避妊に成功したといえます。

アフターピル服用後、だいたい7日前後で生理に似た消退出血がおこる方が多いようです。

もし、服用後3週間経過しても消退出血がない場合は、産婦人科受診して避妊できたかどうか正確に判断してもらう必要があります。

アフターピル服用による副作用はある？

個人差はありますが、アフターピルでの大きな副作用はありません。

主な副作用としては次の症状が報告されています。

• 腹痛
• 頭痛
• 少量の出血
• 嘔吐

とくに気を付ける必要がある症状は嘔吐です。アフターピルの成分を吐いてしまうと、避妊効果が薄れる可能性があります。

嘔吐して効果が心配な場合は、一度医療機関に相談してください。

腹痛や頭痛などは多くの場合、24時間程度で治まります。症状が軽い方はそれほど心配する必要はありません。

ただし、症状が重い場合は医療機関で受診するようにしてください。

まとめ

本記事では、京都でアフターピルを処方しているクリニックを紹介しました。

クリニックを選ぶときには、取り扱うアフターピルの種類と料金を考慮する必要があります。自由診療のアフターピルは全額実費です。あらかじめ料金プランを確認しておくと安心して受診できます。

また、性行為後はなるべく早い服用が重要です。通いやすい立地にあるか、万が一に備えてアフターフォローは充実しているかどうかもチェックしておいてください。

クリニックへの来院が困難な方はオンラインクリニックへの受診がおすすめです。24時間受付できたり、スマホで簡単に診察が受けられたりと、直接病院へ行くより手軽にアフターピルが購入できます。

なるべく早くアフターピルを入手するためにも、オンライン診療をうまく活用してください。

〈参考〉
NPO法人PILCON