ピル処方数日本一【ケイ・レディースクリニック新宿】ピル処方数日本一【ケイ・レディースクリニック新宿】
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よくある質問

保険適用のピルについて

<経済的な側面>

自費のピルは全額自己負担です。保険適用のピルは、月経困難症や子宮内膜症による痛みに対する薬、いわゆる治療の一環として扱われます。保険適用の場合は3割の自己負担分を病院に支払います。

「10割と3割だったら保険適用の方が安い」と思ってしまいそうですが、両者の支払額にはほとんど差がありません。元々の価格が違うから、というのが大きな理由です。

<保険診療上のルールの違い>

保険適用のピルは保険診療上のルールが適応されます。例えば「数ヶ月おきにこういった検査を行わなければならない」や「一回に処方できるのは○ヶ月分まで」などの制限があります。また、その度に別途診察料がかかります。自費のピルにはそういった制限がありません。例えば、当院では血液検査などの不要なピルを扱っています。

<スッキリ理解するために>

「自費のピルは避妊用、保険のピルは治療用」という説明を聞いたことがあるかも知れません。間違いではありません。ただ、この表現だと誤解を招く恐れがあります。「自費のピルは保険ピルの上位互換」という表現の方が現実に即しています。ある種の自費のピルは(全てではありません)、疾患に対する治療効果が保険ピルよりも優れていることがあるからです。

 

 

  • 保険適用のピルにはどんなものがありますか?

    ルナベル配合錠LD、ルナベル配合錠ULD、フリウェル配合錠LD、フリウェル配合錠ULD、ヤーズ配合錠、ヤーズフレックス配合錠、ジェミーナ配合錠などが挙げられます。

  • 保険適用外のピルにはどのような種類がありますか?

    保険適用外のピルとしては、シンフェーズT28錠、アンジュ21錠、アンジュ28錠、トリキュラー21錠、トリキュラー28錠、ラベルフィーユ21錠、ラベルフィーユ28錠、マーベロン21錠、マーベロン28錠、ファボワール21錠、ファボワール28錠などが挙げられます。

  • 保険適用のピルが欲しいです

    保険適用かどうか、というのは実は本質を見誤った議論です。いずれのピルも、女性ホルモンの組み合わせ、という点では共通です。含まれる成分そのものによる差と、成分は同じでも品質には差が出てくるため、効果にも差が出てきます。

    保険適用のピルは効果が低い上に、トラブルも多いため、当院では取り扱っておりません。(前述のように、支払額もほとんど差がありません。)私が女性であれば、保険適用のピルを用いることは無いでしょう。

  • 保険適用のピルでも避妊できますか?

    いいえ。

    保険適用のピルは「服用していても妊娠するピル」だと捉えてください。「ピルを飲んでいれば妊娠しない」というのは誤りです。避妊成功率はピルの種類によって大きく異なります。嘆かわしい事に、そういった基本的な知識すらない医師が存在します。

    「飲んでいれば妊娠しないピル」「飲んでいても妊娠するピル」これらの違いは添付文書には書いてありません。

  • OC、LEPとは何ですか?

    便宜上、保険適用外のピルをOC(オーシー)、保険適用のピルをLEP(レップ)と呼ぶこともあります。

    OC=oral contraceptive(経口避妊薬)

    LEP=low dose estrogen-progestin(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)